ジョン・ポリス・スプラッターズクラブ

城戸が2022年に観たスプラッター映画

2022-01-01から1年間の記事一覧

BECKY ベッキー(2020)

とりあえず敵はネオナチにしておけばよいとでも思っているのではなかろうか、というくらいネオナチである必要のないネオナチ囚人グループが山奥の別荘を占拠、そこにいた家族を人質に取るが、たまたまパパとケンカをして森に飛び出していた13歳の少女ベッキ…

罰ゲーム(2006)

バンに乗ってキャンプ場に向かう若者たちの車内でのバカ騒ぎから、道案内を頼んだ怪しげなジジイに「そこには行くな」と警告を受けるという一体何度見たか分からないオープニングは凡庸そのもので、”双子”がキーワードとなりそうなのは少しばかり個性的かも…

ストライク・バック(2007)

田舎に行ったらヤバい一家に捕まってヒドい目に遭わされるという悪魔のいけにえプロットはこれまでに散々と量産されてきて、当然、駄作もそれなりに生み出されてきたわけですが、私が「出た、悪魔のいけにえ」と駅前で知り合いを指さすかのようにプロットの…

チャイルド・マスター(2008)

アメリカン・ニューシネマ風の殺人ロードムービー。頭のおかしい姉、喋ることのできない弟と、マジでかわいくない腹話術人形が繰り広げる珍道中。これはもう自信を持って傑作であると断定したい。どう考えてもこんな映画に何かを期待するワケがないし、この…

シャドウ

死刑に処された凶悪連続殺人鬼、ロン毛トニー・トッドが、よく分からないけど蘇って、よく分からないが人を殺し、よく分からないが最終的にゾンビパニックとなる映画。スラッシャーもやりたいし、ゾンビもやりたいし、アクションもやりたいぜ、とジャンルを…

ラバーボーイ(2014)

女性たちのシェアハウスを24時間リアルタイムで配信するポルノサイト『ガールハウス』の熱心なオタク『LoverBoy』が嫉妬をこじらせて彼女らを殺しに行ってしまう…という、相当なオジサンしか考えないようなお話。 さらにそのシリアルオタクは幼少期、女子か…

ホムンクルス/新種誕生

『パペット・マスター』シリーズなんかでも監督として知られ、近年はB級ホラーを量産しまくっているプロデューサー、チャールズ・バンドによる1997年のホラー・コメディ。結局こいつらは何なんだよ、と言わずにはいられない謎の生命体4体と、一緒に屋敷に閉…

エクストロ

Amazonプライムにて突如配信された、幻のSFホラー『エクストロ』。どういう経緯か廃盤になっていたので、数万円する中古ソフトを買うくらいしか観る手段が無かったものだから、ホラーファンは歓喜の声をあげた。 私はルール無しって映画が全然好きじゃなくて…