ジョン・ポリス・スプラッターズクラブ

城戸が2022年に観たスプラッター映画

ラバーボーイ(2014)

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女性たちのシェアハウスを24時間リアルタイムで配信するポルノサイト『ガールハウス』の熱心なオタク『LoverBoy』が嫉妬をこじらせて彼女らを殺しに行ってしまう…という、相当なオジサンしか考えないようなお話。


さらにそのシリアルオタクは幼少期、女子から性的にからかわれたというトラウマがある太ったブサイク。部屋は薄暗く、ダッチワイフに話しかけたり、女性たちの写真を切り抜いて自分との2ショットを作ったり、等、もう、ウンザリするようなオタク描写、サイコパス描写で、じんましんが出てしまいました。

前述のポルノサイト『ガールハウス』以外にアイデアはひとつも無し、せっかく舞台がユニークなのだから本作ならでは演出のひとつくらいあってもいいと思うんだけどマジでひとつもない上に尺も100分越えってのはちょっと困るし、そもそも、ポルノサイトに警鐘を鳴らすようなオープニングにしといて内容は「勘違いしたオタクに殺される」って、それってポルノで起こることじゃなくてインターネットで起こることなんじゃないのか、とか色々言いたいことがあるわけですが、私の大好きなスプラッターアクション『モンスターズ・ハンター』のジョン・ノーツ、トレヴァー・マシューズの面目躍如といった暴力描写、グロ描写は楽しかったので大丈夫です。